初めての映像制作ならココロ株式会社へ。映像や動画を初めて制作する方、初心者の方へ、ココロの指針や想い、作り方、動画制作の流れ、映像制作の予算や料金に関してご説明します。映像制作・動画制作は、東京都新宿区のココロへ。
二人三脚で歩く
こんにちは。ココロ株式会社です。
ここでは、初めて映像制作や動画制作を行おうとしているお客さま、また、初めてココロとの取引を行おうとしているお客さまに向けて、ボクらの映像制作に対する指針や想い、動画の作り方、そして映像制作に必要となるお金やスケジュールに関して、じっくりと、そして、しっかりとお話しできたらと思います。
ココロは2009年2月の設立以来、様々なお客さまと共に、たくさんの映像や動画を二人三脚でつくり続けてきました。これからもお客さまの良きパートナーとしてあるために、少しでもココロのコトを知っていただければ幸いです。
何事にも常に公正であろうと、努力だけはし続けています。どうぞよろしくお願いいたします。
映像制作は家づくり
映像制作や動画制作は「土地を買ってお家を建てる」コトと同様のプロジェクトであると、ボクらは、常々、想い続けておりました。
理想の暮らしをイメージしながら、お財布と相談しつつ、通勤や通学にベストな土地を探す。そして、自分のライフスタイルに共感してくれる建築士さんや施工会社さんとイメージを共有し、家族みんなが満足する間取りをプランニングして、この世に一つしかない自分だけのお家を建てていく……。
家づくりに携わる職人さんも、実にたくさんいます。
大工さんや建築士さんをはじめとして、家づくりには、板金屋さんや材木屋さん、サッシ屋さんにクロス屋さん、畳屋さんやクリーニング屋さん、電気、水道屋さん……、他にもたくさんの職人さんがプロジェクトに携わり、みんなで一つの目的に向かって進行していきます。
これは映像制作も同じであるとボクらは考えます。
視聴者に「何を一番伝えたいのか」をイメージしながら、お客さまの予算やスケジュールと相談しつつ、撮影日数をどのぐらい確保するのか、どんなカット(画)が必要になるのか、どんな登場人物が必要か、また衣装やメイクの方向性はどうするのか、音楽効果やBGMをどうするのか、そしてどのような撮影機材が必要となるのかを、お客さまとココロとで同じイメージを常にアタマの中に描きながら、構成や台本を起こして、撮影や編集、ナレーション収録、音付け作業に臨んでいきます。
そして家づくり同様、映像制作の現場においても、その道のプロが集いプロジェクトを進めていきます。
プロデューサーや監督をはじめとして、構成作家やリサーチャー、カメラマンやVE(ビデオエンジニア)、照明、アシスタント、モデルにメイク、スタイリスト、エディターにアニメーター、スクリプターにデータマネージャー、イラストレーター、さらにはナレーターやミキサーなど、家づくり同様、映像制作でも実にたくさんのメンバーがプロジェクトに参画し、みんなで常に「何を一番伝えたいのか」を考えながら、各々がプロ意識を持って進行していきます。
多岐にわたる分野で活躍する人材が、一つの目的のために集い、プロジェクトチームを組んで進行していく。
映像制作や動画制作も、まさに家づくりと同じように、お客さまとココロとが常に真剣に向き合いながら、二人三脚で歩き続けていく「共同プロジェクト」であるとボクらは考えております。
共同プロジェクト型の取引
とある日の土曜の夜。
地元登戸の焼き鳥屋さんで、独り芋焼酎を呑みながら読んでいた書籍に、ココロが想い続けてきたコトがとても分かりやすく言語化されていました。それは、等価値交換と共同プロジェクトという取引の概念です。
世の中の取引には、売り手と買い手が「等価な価値を交換する取引」と「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」があります。
引用:「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」ちきりん
建売の住宅やマンションを購入することは、まさに「等価な価値を交換する取引」だと言えます。
5000万円の新築マンションや建売住宅を購入することは、「5000万円で売りたい」という売り手と「5000万円の価値に見合っている」と考える買い手とが、「住宅」と「お金」を交換する「等価な価値を交換する取引」です。
「ガリガリ君を70円で買う」「CoCo壱番屋でグランド・マザー・カレーを800円支払って食べる」などもそうです。
「ココイチのグラマには800円分の価値がある」と思う人は、キチンとお金を支払い、モグモグと食べます。
一方で、医療サービスやスポーツジム、英会話学校などは、両者が共通の目標に向かって、共に努力して価値を生み出し、その価値を分け合う「共同プロジェクト型の取引」であると、ちきりんさんは著書で定義しております。
スポーツジムや英会話学校に通うのも同じです。「英検1級の英語力ください」「20万円になります」みたいな、当価値交換型の取引ではありません。「20万円も払ったのにまったく話せるようにならなかった」と文句を言う人はそれが理解できていないのです。
引用:「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」ちきりん
ちきりんさんは、自身が住むマンションのリノベーションも「共同プロジェクト型の取引」であることを著書に書いております。
思えばワタクシも。
向ヶ丘遊園のスポーツジムに毎月1万円ほど支払っているのですが、「おい!全くもって突き出た腹が凹まないぞ」と文句は言いません。その理由は明白だからです。そもそも月に一、二回しかジムに行けてないし、行ってもチャパチャパと25mプールを泳いでいるだけでは、いつまでたっても痩せません。ワタクシ側の努力が圧倒的に不足しているのは誰の目にも明らかです。
「腹を凹ます」には、ジムのトレーナーさんとしっかりと向き合い、キチンと手入れの行き届いた器具でもって、双方でプランニングした通りに、定期的な運動を続けていく必要があります。さらには常日頃の食習慣や酒量なども厳しく見直していく「努力」も必要です。
同じように。映像制作や動画制作のプロジェクトを進めていく上でも、お客さまのたくさんの「努力」が必要となります。
構成の組み立ての際に、お客さまからアイデアや想いを捻出して頂いたり、撮影台本のチェック、お客さまがお持ちの写真やイラストなどの素材収集、演者やモデルのオーディションの立ち合い、撮影から編集までの一連の工程チェック、ナレーション収録での確認作業などなど……。
ココロだけがどんなに頑張っても、お客さまが協力してくれなければ、人々を感動させたり、キモチを動かす映像を制作することはできません。
1000万円をかけてマンションをリノベーションしたり、土地を買ってお家を建てるのと同じく、ココロの映像制作もまさに「共同プロジェクト型の取引」なのです。
お客さまとココロが常に向き合い「情報と知恵を出し合い、共に試行錯誤する」ことではじめて、最高の結果を創出することができる「共同プロジェクト」であるとボクらは考えております。
はじめての映像制作を行おうとしているお客さま、ココロと熱く、時にはクールに、ここ新宿で語り合いましょう。
ココロの制作費用に対する考え
「50万円で映像はつくれますか」「15秒の映像だから格安でできますね」
はじめて映像制作するお客さまから、ココロによく寄せられる質問ですが、答えは「イエス」であり「ノー」です。
「お金はたくさん出すから格好いい家建ててよ」「時間ないから1000万円で何とかリフォームしてよ」
これでは、家づくりのプロジェクトはうまく進みません。お家ができ上ってからトラブルになるのは目に見えています。映像制作も「共同プロジェクト型の取引」である以上、お客さまとココロの双方で、共にゴールに向かって努力し、協力し合っていかねばなりません。
まずは、お客さまの「伝えたいコト」をココロにお聞かせください。
映像制作の予算の組み立て方や費用感が分からない方でも、ボクらがキチンと分かりやすくご説明差し上げます。
ココロにて、しっかりと要件を定義していき、映像制作で必要となる工数やスタッフ、撮影日数、カメラの仕様や台数、照明や音声などの技術要件、必要となるキャストなどを整理整頓していきます。その上で、お客さまの「伝えたいコト」が、ココロで実現できるかどうかを吟味した上で、お客さまに予算感とスケジュール感をご提示いたします。
また、お客さまのご予算とスケジュールが明確になっているのであれば、予めシェアさせてください。仮に予算が50万円であれば、その予算と決められた期日の中で実現可能なプランをご提案差し上げます。
15秒のCMでも、有名なタレントから豪華な撮影スタジオ、さらには海外ロケまでと、莫大な予算をかけたCMのプロジェクトもあれば、写真をスライドさせただけの、それこそ2、3日足らずの工数で仕上げているCMまで、その要件や仕様により、当然、映像の制作費用も大きく変わってきます。
お家を建てたり、マンションをリフォームしていくのと同じく、映像制作も 「共同プロジェクト型の取引」です。お客さまとココロの双方が協力してはじめて価値が生み出され、また双方の努力次第で創出される価値はいくらでも大きくなります。
映像制作に、どのぐらいのお金や時間をかけてもいいと考えているのか、まずはお客さまとココロとでしっかりと語り合いましょう。双方でしっかりとコミュニケートし、仕様や金額を決定して、最高の結果を創出していきましょう。
犬小屋は誰でも作れるのか
はじめての映像制作や動画制作において、ココロで最も気をつけるべき工程と考えているのが「企画構成」です。この工程は、建築でいうところの「基本設計図」にあたるかと思います。お客さまが住もうとしている街、ライフスタイルや家族構成などから、お家のレイアウトや間取り図など、設計の基本事項を決定していくフェーズです。
ではでは、みなさん。お家を建てるのは流石に大変なので、犬小屋であればどのように作っていきますか?
「超楽勝。日曜の一日でできちゃうよ」「犬小屋なら一人だけでできるな」「木の板さえあれば大丈夫じゃね」
犬小屋だからといって何ら要件を定義せずに、仕様書や設計図なしに走り出すのはキケンです。必要な道具の洗い出しもせず、計画性もなく組み立てていっては、まともな犬小屋などはできません。百歩譲って、このような心構えでも犬小屋は完成するかもしれませんが、完成後、ワンちゃんからクレームがくるのは間違いなしです。ワンワン。
「犬小屋をつくってみたけど、ウチの猛犬にはサイズが小さすぎた」
最悪、イチからつくり直すという強硬手段も犬小屋なら可能かもしれませんが、お家の場合はそうはいきませんよね。だって、みなさん。お家を建てる時にはしっかりと資金計画から要件定義まで、キチンと進行していきますよね。
建築士さんや施工会社さんに、しっかりとイメージを伝え、自分の住みたいお家のカタチを見える化していきますよね、一生に一度の買い物ですし。
でもでも。
いざお家をつくる時に、大工さんが何ら要件定義もせず、そして設計図もなく、いきなり玄関の扉からつくり始めたら、号泣しちゃいますよね。
まずは地盤調査、そして表層改良工事をキチンと行い、地縄遣方、掘方と基礎工事を行った上で、型枠施工し、木軸工……、と手順を踏まずにお家などはつくることができません。また、予算やスケジュールなどが十二分に考慮されたプロジェクトでないと、お家などは到底建ちやしませんよね。
地盤検査はおろか測量すらせずに、大工さん自身が「これオレ的に超格好いい」と思っているゴージャスな扉からつくりはじめたら、不安で不安で仕方がないですよね。
でも。
往々にして映像制作の現場でも、犬小屋をつくる感覚で、設計図や計画なしにプロジェクトが走り出している現場を、多々、目の当たりにする機会があります。何ら調査をせず、戦略や戦術もなく、下手したらスケジュールすらもなく、ただただ映像制作に取り組んでいるチームを。そして問題が表面化する度に立ち止まり、何度も何度も撮影や編集をやり直しているチームを。
仮に設計図があったとしても、何ら要件定義がされておらず、課題や目的が整理されてなければ、猛犬には余りにも入り口が小さすぎる、トイプードル専用の犬小屋が出来上がるだけです。
映像制作を成功させる上で「企画構成」は欠かせません。ココロでは、お客さまが「何を一番に伝えたいのか」を整理し、そこから企画構成を起こしていきます。
まずは「企画」をキチンと組み立て、お客さまをはじめとして、スタッフやパートナー、関係各所と目線合わせを行っていきます。その上で、企画内容に基づき、しっかりとリサーチや取材交渉を行います。綿密に事前調査を行った上で、それらの結果に沿って「構成」を組み立てていきます。
この「企画構成」の工程でどれだけのリソースを割さけるかが、映像制作の成功の鍵を握っております。
「企画構成」という「基本設計図」が、しっかりしていればしているほど、次の工程のキャスティングや撮影、編集、音付けなどがスムーズに流れ、さらには予算感やスケジュールにも大きな影響を及ぼします。
「企画構成」のフェーズでお客さまとココロとでイメージを共有できたのであれば、もうプロジェクトの8割は完了したといっても過言ではありません。
途中でリビングを二階にするコト
「やっぱラストに海辺のシーンを追加してくれないかな?」
映像制作において、追加要望が発生した際でもご安心ください。予算やスケジュールを見直したりすることで、柔軟に対応してまいります。企画構成の工程で、当初は想定していなかったシーンや要素でも、できる限りお客さまのご要望を体現できるよう、スタッフと協議しながら速やかにプロジェクトを進行していきます。
ただ。極々たまになのですが。
当初の予算内で、追加撮影や再編集を全て対応して欲しい、と要求なさるお客さまがいらっしゃいます。
一階にステキなリビングが完成した後に「日当たりが悪いから、やっぱリビングは二階にしてよ」と要求するのは無茶苦茶ですよね?
ココロでは、そもそもこのようなコトが起きないよう、企画構成の段階であらゆることを想定しプランニングしてまいります。ただ、それでも新たな要件や要望が発生した際には、お客さまと共に、再度、予算とスケジュールの線表を引き直すことで、想定外の案件でもできる限り対応してまいります。
常にお客さまと向き合い、双方で最善の努力を尽くして、映像制作や動画制作を進行してまいります。
明日までに外壁の色を変えるコト
また、同じように映像制作の全ての工程が完了し、お客さまに納品するタイミングで、新たな要望が発生するときもあります。
「全体的にカラーマネジメントは緑ではなく、全部オレンジにしてよ」
もちろん、納品後の修正であっても、お客さまと共に予算とスケジュールを見直すことで、対応できる場合もあります。
想定外のコトが起きても、ココロでは常にお客さまと共に向き合い、課題や要望に対して、できる限り柔軟に対応してまいります。また、ココロではアフターフォローも徹底して行うよう心掛けておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
結局「誰と」家を建てたいのか
長々と書いてきましたが。
はじめて映像制作や動画制作を行う際に、結局のところ「誰と」つくっていきたいのかが一番大切です。
リノベ会社選択における私の判断基準は、「向こう半年、1000万円規模のプロジェクトを一緒に進めていくパートナーとして不安はないか。ともに働きたいと思え、問題が起こっても協力して解決していけそうな人や会社か」ということでした。
引用:「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」ちきりん
ココロでは、映像制作や動画制作は、「お客さまとの共同プロジェクト」であるという認識に立ち、最高のチームを組んで目的に向かって努力していきます。
「誰と」「どの会社と」はじめての映像制作を行いたいのか、よくよくご検討ください。
- 映像制作会社の担当者の顔は見えますか?
- 担当者は映像の演出や編集を行えますか?
- 映像制作の現場経験や知識が豊富ですか?
- 民放キー局での番組制作経験はありますか?
- 熱く固くシェイクハンドできていますか?
- プライベートでも一緒に呑みたいですか?
ココロでは、代表でありプロデューサ、そして監督でもある川井田一泰が全ての現場演出を行い、何でも屋である北村智宏が企画構成からリサーチ、時には撮影や編集業務を行ってまいります。
ココロはとてもとても小さな会社ですので、あらゆるプロジェクトにおいてこの二人が、最初から最後まで現場の最前線に立ち、お客さまと共にプロジェクトを進行してまいります。
同じ阿呆なら、踊らにゃソンソン
「阿波踊りマインド」を抱きながら、決して輪の外で傍観することなく、常に輪の中心で音楽が鳴り続ける限り、ボクらは踊り続けていきます。
娘の「初めての靴選び」において、どこのブランドやメーカーの靴なのか、どんな色やデザインの靴を選ぶのかは、二の次でした。また値段だけで決めることもしませんでした。決め手となったのはショップの店員さん。全てを委ねることができた店員さんと、二人三脚でもって娘のファーストシューズの「ベストチョイス」ができたコト。それが全てでした。子ども靴のプロである店員さんと共に、娘がスタスタと軽やかにステップを踏むことをイメージしながら。
引用:川井田一泰@ハンバーグ屋さんにて
これからも。
ボクたちココロが、お客さまにとっての「ベストチョイス」としてあり続けられるよう、常に切磋琢磨しながら、汗をかいて踊り続けます。最高のBGMと真っ白な地図を片手に。
最高の中生を
プロジェクトの最後には、新宿の居酒屋で中生を片手に、振り返りをしていきましょう。
※コロナ禍を考慮し、リモート飲み会での振り返りも可能です。
映像の納品がゴールではありません。そこからがスタートです。
ココロでは、お客様の目的や要件、仕様に基づき、ご予算に応じた形で映像制作を進め、アクセス管理や効果検証までと、常にお客さまと共に歩んでいきます。
また、ココロには営業マンがおりません。スタッフ全員が制作マンであり営業マン。昭和式の濃厚なコミュニケーションが可能です。まずは映像制作が初めての方でも、お気軽にココロまでご相談ください。
まだ見ぬ友人と共に呑む、最高の中生を夢見て。でもビアガーデンとジンギスカンは嫌いです。